ミステリアスガール2

昨日の続きです。

ミステリアスガール3

昔はソフトコンタクトレンズといえば煮沸消毒といってケースに入れてコンセントに差し込み消毒する必要があった。ミステリアスガール4ミステリアスガール5本当に怖かった、ばぁちゃんってわかってた…わかってたんだけどなんか怖かった、妖怪とか幽霊の類の恐怖なのか、ばぁちゃんが物音に対してネズミだと勘違いしての行動だってのはわかってたけど、もし、もしもなんか妖怪に取りつかれているのではないかとか、ばぁちゃんの思いがけない行動に対してだったのか、まさか四つん這いで地面を叩きながらコッチに近づいて来るなんて思ってもみなかった、なんだ!ばぁちゃんどうした!色んな想像と考えが頭をグルグルして、恐怖のあまりとっさに声が出ず、やっと出た声が「ちょっ、ばぁちゃん何ぃ…ちょっ、何ぃ…」と情けない言葉しか出てきませんでしたが、ミステリアスガールは孫の声で我にかえり布団にそそくさと戻りました、しかしネズミどころか全ての生きとし生ける者なら恐怖を覚える行動だったと思う、これが大正生まれ・戦争・空襲を経験し分厚いメガネをかけ生き残った人間のたくましさなのかと、昭和生まれのコンタクトなぞ付けチャラついた青二才が経験した恐怖です、今はコンタクトなんぞ付けずにメガネで毎日をおくっています、先日子供も産まれました元気な男の子です、その子が大きくなって夜中にコンタクトをもぞもぞ外す時は四つん這いで地面を叩きながら追いかけ回したいと思っています、ばぁちゃん恐怖をありがとう。

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